高梁高校Diary
第2回授業公開週間[教職員対象]_「書道Ⅱ」公開授業New
第2回授業公開週間に伴い、各教科代表者による公開授業を行い、本校教職員の授業力向上を目指します。
11/27(月)第6校時、書道教室で、家政科2年1組対象「書道Ⅱ」の公開授業が行われました。
授業者:関 絵里菜
単元名:漢字仮名まじりの書
目標:写真にあった書を創作し、合成する。
在校生はコロナ禍の影響で校歌を歌う機会が少なくなっていました。そこで、校歌に親しみを持つことができるよう、校歌作品を制作し校内に展示することとしました。写真と書の配置バランスなどを工夫しながら合成することで、美術と書道の2つの視点から作品を制作し、美についてより深く思考することができます。さらに、文字の色を写真に合わせて加工することで、書の世界をひろげる活動になりました。
校内で写真撮影。校歌の漢字を字書で調べ、それに合った仮名を調和させながら書を制作しました。作成した書を撮影し、バナー制作サイトを使い、写真と書を合成。出来上がった作品はスプレッドシートを使って相互評価しました。
ミライ体験授業_2年次生が専門的な講義を受けました。New
11月21日(火)6・7限に、2年次生対象でミライ体験授業が行われました。様々な分野の大学・専門学校の先生を招いて専門的な内容の講義をしていただくキャリア教育の一つです。「文学・歴史」「保育・幼児教育」「調理」など19分野で講義をしていただきました。
「保育・幼児教育」分野では、地域の保育の実情について講師の先生から聞いたあと、生徒たちは自分たちには何ができるかをグループディスカッションをしました。
「調理」分野では、プロが使う色々な種類の包丁を使って実際に野菜を切る体験をしました。少し押すだけで簡単に切れる「切れ味の良さ」に生徒はびっくりしていました。
この時期、2年次生は自身の進路について方向性はほぼ決まっているものの、今回新たな発見を得たことで、改めて進路を考える機会になりました。
第2回授業公開週間[教職員対象]_「地理探究」公開授業New
第2回授業公開週間に伴い、各教科代表者による公開授業を行い、本校教職員の授業力向上を目指します。
11/22(水)第5校時、視聴覚教室で、普通科2年2組対象「地理探究」の公開授業が行われました。
授業者:鈴鹿裕一
単元名:第三次産業 観光業
目標:ヨーロッパと日本の観光について理解する。
生徒が教員からの質問について考える時間や、資料を読み取る時間、その内容をペアに説明する時間を多く取り入れた授業でした。その活動を通して情報を分析し表現する力や、論理的・多面的に思考する力を伸ばすことができていました。また、授業中にスライドをGoogle Meetで共有することや、自分の振り返りをGoogle スプレッドシートに入力して学びの蓄積を図るなど、ICT機器を有効に活用した授業でした。
令和5年度高梁市アンペール高校教育交流事業_アンペール高校の生徒と交流
平成30年に高梁市はフランス・リヨンのアンペール高校と教育交流協定を締結しました。その交流事業として、本校の生徒5名がアンペール高校を10月17日〜27日の日程で訪問しました。訪問中はホストファミリー宅に滞在し、アンペール高校の生徒と交流したり、世界遺産でもあるリヨン歴史地区を散策したりしました。現地の空気を肌で感じることができた訪問となりました。
訪問した本校普通科2年次生のレポートを紹介します。
「私がこの交流事業で一番印象に残ったのは、10月20日のアンペール高校の生徒との交流会です。交流会は、創立500年以上を誇るアンペール高校内のホールで行われました。神聖な雰囲気の漂う場所で圧倒されました。
最初にアンペール高校の生徒が、『さくら』『君をのせて』『トトロ』など日本の歌を披露してくれました。その後は、派遣団のみんなでけん玉・書道といった日本文化を紹介しました。私はアンペールの生徒にけん玉を教える役割で、たくさんの生徒と交流を深めることができて時間を忘れるほど楽しかったです。けん玉を教えた子が、技に成功してハイタッチでその喜びを共有できた瞬間がとても嬉しかったです。
また最後に連絡先を交換したり写真撮影をしたり、離れても交流が続けられるような友達がたくさんできました。交流会に参加した生徒は、日本に関心がある生徒だったので日本語と英語で楽しく会話をすることができました。」
読書LHR_お気に入りの本を紹介し合いました!
11月10日(金)7限目のLHRでは、1・2年生1人ひとりがお気に入りの本を、各教室にて紹介しました。黒板の前に立って、実際に本を手元に持ちながら、ストーリーのあらすじや印象に残っている場面などを発表しました。
「感動」を与えてくれる本
「勇気」を与えてくれる本
「ドキドキ」を与えてくれる本
「癒し」を与えてくれる本
そして、「導いて」くれる本
クラスメイトが真面目に、そして楽しそうに語るその本との「出会い」や「思い出」は、改めて「本」っていいなと思わせてくれるものでした。
「方谷学」成果発表会_2年次生が探究活動の成果を発表しました
10月31日(火)、6・7限に「方谷学」成果発表会が行われました。
2年次生が昨年度から続けてきた探究活動の集大成を発表しました。「生活科学」「自然科学」「社会科学・観光国際」「教育保育」「医療福祉」の5分野に分かれ4〜5名のグループを作り、研究テーマの設定から調査・インタビュー・アンケート・実験などを行ってきました。その結果を分析し自分たちの考察や発見した課題の解決方法についてまとめたものを発表しました。
前半は、全グループがポスターセッション形式で発表を行い、1年次生は自分の興味関心のあるグループの発表を聞きに行きました。後半は各分野の代表5グループがステージ上で全体発表を行いました。
「観光国際」分野の代表グループは、「外国人にとって住みやすい町つくり」というテーマで発表を行いました。留学生と技能実習生にインタビューを行い、食品のアレルギー表示が読めないという困りごとを抱えていることに気づきました。そこで、地元のスーパーにはたらきかけ、ひらがなを含むやさしい日本語と英語で食品に関する情報を表示するお願いをし、これから実現する予定です。
「自然科学」分野の代表グループは、「高梁の地酵母の探索」というテーマで発表を行いました。グループは校内の花から酵母を採取しました。岡山理科大学の先生に協力をしていただいて、その酵母が未知種であるということがわかりました。今後の展望として、今回の酵母が新種であると発表するために、酵母の性質について研究を進める予定です。
成果発表会には、活動中から指導助言をいただいた外部コーディネーターの方をはじめ、調査・インタビューなどに協力をしていただいた方々に来校していただきました。お忙しい中ありがとうございました。
本校生徒の探究活動_NHK岡山地域ニュースに取り上げられました!
本校2年次生の探究活動「方谷学」で、野生酵母の研究を行っている班が、10月16日(月)の「高梁市未来共創チャレンジ2023」採択事業交付式に出席したときの様子が、NHK岡山放送局の地域ニュースで取り上げられましたので、お知らせします。
下記リンクからニュース動画・記事のページに進むことができますので、ぜひご覧ください。
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「高梁市未来共創チャレンジ2023」_採択事業交付式
10月16日(月)、2年生方谷学の探究活動で、自然科学分野の班が野生酵母の研究を行っています。その過程で、本校の池に生息する植物から未知種の酵母を発見しました。この酵母についてさらに研究をすすめるため、「高梁市未来共創チャレンジ2023」に応募し、このほどその採択式が行われました。
採択式では、2年次生の黒川さんが研究を進める決意を語りました。この酵母が学会で「新種」として認められるためにはその性質を明らかにすることが必要であり、生徒たちは、高校生としてその一助を担いたいと考えています。
この研究をすすめるにあたって、岡山理科大学の古賀雄一先生に指導・助言をいただいています。古賀先生からは、「酵母を単離して、それを系統解析して新種の可能性があることを見出した点は高校生の活動としてはレベルが高く評価に値する」とのコメントをいただいています。
総合的な探究の時間_プロジェクト内発表会が開催されました。
10月24日(火)、2年次生の総合的な探究の時間において、探究活動「方谷学」のプロジェクト内発表会が開催されました。
「自然科学」「医療・福祉」「社会科学・観光国際」「教育保育」「生活科学」の5分野に分かれて、発表会を行いました。各分野4〜5名、計24名の外部講評者(探究コーディネーター・サポーター含む)の方を招き行われ、緊張感のある発表会になりました。発表後は外部講評者の方による、専門的な観点から指導講評をいただきました。
この日の発表を踏まえ、10月31日(火)に「方谷学」学習成果発表会が行われます。今年の1月から始まった探究活動の集大成となる発表会です。今回の経験を活かし、有意義な発表会になることを期待しています。
ALTとの英語の授業_オーストラリアンフットボールについて学びました
10月11日(水)、2年生は英語の授業で本校ALTでオーストラリア出身のジョシュア先生から「オーストラリアンフットボール(AFL)」について学びました。「フッティー」と呼ばれるこのスポーツはオーストラリアの国技として最も人気のスポーツで、ダイナミックな迫力あるプレーで有名だそうです。1チーム18人の選手で構成されること、15メートル進むごとにボールをバウンドさせないといけないこと、ラグビーとの違いなど、競技の特徴やルールについて動画を通して紹介してもらいました。
その後、グラウンドに移動し、実際にボールを使ってパスやキックなどに挑戦しました。幼いころからフッティーに慣れ親しんできたジョシュア先生のプレーはとても上手で、みんなで楽しく異文化を体験することができました。