Blog たか高Diary
たか高の今を伝えます
授業風景_ 家政科2年次「生活と福祉」、車いす体験で感じた「気づき」と「思いやり」
家政科2年次の「生活と福祉」選択者たちが、先日、車いす体験学習を行いました。
3人1組になり、「乗る人」「介助する人」「見守る人」を交代しながら、校内をぐるりと移動します。廊下やスロープ、ちょっとした段差、そして自動販売機やトイレなど、普段は何気なく使っている場所も、この日ばかりは新しい視点で見えてきました。
![]() |
![]() |
■「こんなに大変なんだ!」という気づきの連続
いざ車いすに乗ってみると、「少しの段差でも、自分では越えられない…」という声があがりました。ほんの数センチの高低差が、こんなにも大きな壁になるとは、想像していなかったという生徒も多かったようです。また、介助する側も「押す力加減が難しい」「曲がるタイミングを間違えると危ない」と、想像以上の緊張感を体験。お互いに声をかけ合いながら、安全に進む工夫をしていました。
![]() |
![]() |
■「思いやり」と「寄り添う心」を学んだ時間
この体験を通して、生徒たちは**“相手の立場に立つことの大切さ”**を肌で感じました。自分ができること、できないこと、そして相手にどう声をかけるか――。どんなに小さな気配りでも、それが「安心」や「信頼」につながるということを学んだようです。
この日の体験は、単なる授業ではなく、人と人との関わり方を考える大切な学びの時間になりました。
これからの生活の中でも、今回感じた「思いやりの心」を大切にしていってほしいですね。
一笑邁進〜今日も一歩マイ・ウェイ〜
#高梁高校 #たかこう #家政科 #生活と福祉 #体験学習 #車いす体験 #福祉教育 #思いやりの心 #相手の立場に立つ #気づきの学び #思いやりを学ぶ