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高校生が描く未来の高梁市!_「高校生みらい共創課」中間報告レポート
9月17日(水)、高梁市役所の大会議室にて第1回 高梁市県立高等学校の在り方を考える協議会が開催されました。その中で、本校2年次生徒が参加している「高校生みらい共創課」の中間報告が行われ、会場には地元住民の方や教育関係者、専門家など多くの方々が集まりました。
■高校生みらい共創課の挑戦
今年度からスタートした「高校生みらい共創課」。
これは、「少子化が進む高梁市を、若者ならではの発想で元気にできないか」という大きなテーマのもと、市役所と高校生が協力しながら探究活動を進める取り組みです。生徒たちは4月から準備を重ね、地域の現状を調べ、市民の声を聞き、自分たちなりに高梁市をより良くするためのアイデアを考えてきました。
■発表テーマは「観光で活気ある高梁市に」
今回の中間報告では、A班:廃園カフェをつくろう、B班:修学旅行を高梁市にというユニークな提案を発表しました。発表は堂々としていて、自分たちのまちをより良くしたいという思いがしっかりと伝わり、会場からも大きな拍手が送られました。
■ディスカッションで深める学び
その後は、地域の方や専門家とのグループディスカッション。
「学校間の連携による教育プログラム」や「高校生を地域で支える仕組み」などをテーマに、高校生らしい率直な意見やユニークな発想が飛び交いました。普段の学校生活では得られない貴重な学びの場となり、生徒たちは真剣な表情で議論に臨んでいました。
■成長を感じた半年間
活動が始まってから、あっという間に半年が経ちました。
最初は緊張していた生徒も、今では市役所の職員のように堂々と意見を述べ、まちづくりに参加しています。
地域の未来を担う若者たちがこうして成長していく姿は、私たちにとっても大きな励みです。
残りの期間も、高梁市をもっと元気にするために、力いっぱい頑張ってほしいと思います。
■高梁・高校生みらい共創課 廃園舎をカフェに “留学生”と地域活動 “事業計画”の進捗状況発表
/掲載日:2025年09月19日/紙面:山陽新聞朝刊/掲載:23ページ/
高梁市役所内に4月に設けられた「高校生みらい共創課」のメンバーが17日、市役所で報告会を開き、にぎわい創出や関係人口増加に向けた“事業画”の 進捗 状況などを発表した。
共創課には、高梁高と高梁城南高の2年生計12人が配属。毎週1回、市役所などに“出勤”し、地域課題の洗い出しや解決策を探っている。
高梁高の生徒は、統廃合で廃園になる幼稚園をカフェとして活用する案について発表。「今後、飲食店に出店を要請していきたい」とした。台湾からの修学旅行生誘致を目指し、プレゼンの準備を進めていくことも明らかにした。
高梁城南高の生徒は、昨秋から市が成羽町吹屋地区で展開する移住体験プログラム「大人の里山留学」に注目。“留学生”と一緒に地域おこし活動に取り組んでいく計画を示した。
高梁高の馬場遼太郎さん(16)は「共創課の取り組みを通じ、高梁の新たな魅力を発見できた。少しでも力になりたい」と話していた。
報告会には行政、学校、財界の関係者約40人が参加。来年1月下旬に成果発表の報告会を予定している。 (小川正貴)
一笑邁進〜今日も一歩マイ・ウェイ〜
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