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たか高の今を伝えます

キャリア探究プログラム「地域×課題探究」_データ×地域×自分 ― 探究の全体像をもう一度見つめて

10月3日(金)、1年次の総合的な探究の時間では、これまでの学びを振り返りながら「探究学習の全体像」について改めて確認しました。

■地域に根ざした探究 ― 前期の振り返り
前期はキャリア探究プログラム「方谷学」の一環として、「地域×課題探究」に取り組みました。高梁市が抱えるさまざまなテーマ――福祉、廃校活用、外国人との関わり、地域PRなど――に目を向け、グループごとに企画書を作成。机の上だけの学びではなく、「地域のために自分たちができること」を真剣に考えた時間でした。

■「聞く力」が生み出す深い学び
本日は探究学習の全体像について再確認をしました。まずは「話を聞くことの大切さ」が強調されました。今後、地域の方々にインタビューを行う機会が増えていく中で、相手の話に耳を傾け、理解する姿勢が大切だということを学びました。

■「調べて終わり」にしない ― 社会と自分をつなぐ探究へ
講話の中では、「調べ学習で終わらせてはいけない」という言葉も印象的でした。情報を集めることがゴールではなく、その先に「自分と社会のつながりをどう見出すか」が問われます。“自分は社会の中でどう生きるのか”――探究とは、実はこの問いに向き合うための学びでもあります。

■データが語る「説得力」
さらに、「データ分析の重要性」についても学びました。直感も大切にしながらも、他者を納得させるためには「客観的な根拠」が必要になってきます。先輩たちの先行事例の紹介とともに「過去のデータや信頼できる情報の裏付けが必要である」ことを理解しました。

■これからの探究へ ― 方谷ゼミ始動!
1月からは、いよいよ「方谷ゼミ」が本格的にスタートします。今日の再確認を通して、生徒たちは探究の“地図”をもう一度広げ、自分のテーマを見つめ直すきっかけを得ました。次回は統計スキルを実践的に学ぶ予定。数字を「読む力」「伝える力」を磨きながら、探究のステージはさらに深まっていきます。

Grow with Grit!(やり抜く力)= Perseverance(忍耐力)× Passion(情熱)

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