Blog たか高Diary
たか高の今を伝えます
たか高部紹介2025_将棋部
みなさん、こんにちは。将棋部です。将棋部は現在、2年次生4人、1年次生7人の計11人が、顧問の室井先生、井元先生のご指導のもと南館三階社会科教室で活動しています。
今年は部員の数が大幅に増え、日々部室には賑やかな声があふれています。自分自身、部員と将棋を指したり、他の部員同士が対局しているところを見たりすることが以前より一層多くなりました。その中で感じるのは、やはり将棋は人と人が向き合って、その場で指せることが将棋の醍醐味であるということです。当たり前のことと感じるかもしれませんが、意外とこの現代では失われつつある文化ではないかと思います。

情報技術やAIが急速に発達した今日では、直接人に会わなくてもいろいろなことができるようになりました。同じゲームというジャンルでいうと、例えばオンラインゲームであれば相手の顔は見えず、そもそもどこの誰なのかもわからないといったことも多いと思います。
一方将棋はといえば、相手との距離は将棋盤一つ分です。真剣勝負をするにしても、のんびりと指すにしても、お互いがお互いの熱を感じ合い、同じ空間を共有し合うという体験をすることができます。そしてその体験は、勝ち負けに関わらず多くのことを教えてくれます。
変わりゆく世の中ですが、「人」と「人」が本気でぶつかり合えるその空間を大切に、そして身の回りの人を大切にできる、そんな棋士に「成れる」よう部員一同、励んでまいります。応援よろしくお願いします。
(令和7年3月1日発行 有終第75号から)
#高梁高校 #たか高 #たかはし #部活動 #将棋部 #将棋の魅力 #人と人をつなぐ将棋 #盤を挟んで対話 #将棋は文化 #デジタル時代のアナログ体験