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たか高の今を伝えます

たか高卒業生・平松伸二さん画業50周年!_原画展・トークショーの様子が紹介されました

本校の卒業生であり、日本の漫画界を代表する漫画家のひとり、平松伸二さん(昭和49年普通科卒)が、今年で画業50周年を迎えられました。これを記念して、9月20日(土)~12月14日(日)、川上ふれあい漫画美術館にて、平松先生の原画展が開催されています。さらに!10月5日(日)には、平松先生ご本人をお迎えしてのスペシャルトークショーが開催されました。

その様子が山陽新聞で紹介されましたので、御覧ください。

 

■高梁出身漫画家 平松作品の原画 堪能を 吉備川上ふれあい漫画美術館
/掲載日:2025年10月03日/紙面:山陽新聞朝刊/掲載:23ページ/   

「ドーベルマン 刑 デ 事 カ 」「マーダーライセンス牙」など、バイオレンスな勧善懲悪もので知られる漫画家平松伸二さん(70)=高梁市出身=の画業50周年を記念した原画展が、吉備川上ふれあい漫画美術館(同市川上町地頭)で開かれ、ファンたちが作品世界を堪能している。会期は12月14日まで。

 平松さんは高梁高卒業後、上京して週刊漫画誌で連載を開始。会場には手描き原画約30点が並び、「ブラック・エンジェルズ」の主人公が悪役の後頭部を武器で刺す場面の余白には「天地157ミリ縮小」などと書き込まれ、平松さんのこだわりが垣間見える。

 漫画と書を融合させた独自の「漫書」や色紙、愛用のペン、妻で漫画家の安江うにさんの作品も展示している。

 来場した自営業大場正康さん(70)=同市宇治町穴田=は高校時代以来のファンといい「当時から名前がとどろいていた。悪い敵を倒す場面がスカッとする。原画は緻密な描写で改めてすごさを感じた」と話した。

 月~水曜休館(祝日と重なる場合は木曜休館)。原画展の入館料は一般500円、大学高校生400円、小中学生300円。

 5日午後1時から、市川上総合学習センターで平松さんのトークショーがあり、就任が決まっている同漫画美術館の名誉館長委嘱式も行う。問い合わせは同館(0866(48)3664)。(小川正貴)

 

■漫画家平松伸二さん(高梁出身) 画業50年を振り返る トークショー 
/掲載日:2025年10月06日/紙面:山陽新聞朝刊/掲載:21ページ/  

 「ドーベルマン 刑事 デカ 」「ブラック・エンジェルズ」などで知られる高梁市出身の漫画家平松伸二さん(70)が5日、同市川上町でトークショーを開き、画業50年の歩みを振り返った。

 平松さんは松原中(現高梁中)時代に描いた作品で少年漫画誌の賞を獲得。高梁高卒業後に上京し「ドーベルマン―」で本格デビューした。

 ただ「ドーベルマン―」の原作は武論尊さん。編集者から「話を自分で考えないと漫画家として認めない」と厳しい一言を浴びたという。そこから奮起してストーリーから作画まで自身で手がけ、「マーダーライセンス牙」などのヒット作を生み出した。「絶対に認めさせてやると思って描いた。漫画家人生はほとんど『悔しい』『この野郎』という気持ちがエネルギーになった」と話した。

 トークショーは、吉備川上ふれあい漫画美術館(同市川上町地頭)で開催中の原画展(12月14日まで)の関連イベント。岡山県内外のファンら約150人が聴いた。5日、平松さんの同館名誉館長委嘱式もあり、石田芳生市長から委嘱状を受け取った。 (小川正貴)

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