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たか高の今を伝えます

中国四国地区生物系三学会合同大会_高校生ポスター発表で「酵母」研究班が優秀賞を獲得しました!

5月11日(土)に岡山大学で行われた「中国四国地区生物系三学会合同大会」で本校3年次「酵母」探究班が、「植物部門」で優秀賞を獲得しました。探究の内容は次のとおりです。

■探究テーマ「高梁の地酵母の探索について」

普通科3年次生 黒川美琴(成羽中学校出身)、井上侑己(高梁中学校出身)、葉廣煌(有漢中学校出身)

酵母は、地球上のあらゆるところに存在し様々な特徴を持っています。しかし、発見されている種はわずかでまだまだ謎が多い生物でもあります。そんな酵母について、高梁市には実際どのような地元産酵母=地酵母がいるのかを研究しました。私たちは校内で採取した植物から酵母を発見しました。調べていくと、この酵母に新種・新属の可能性があることがわかり、その性質について詳しく調べていくことにしました。研究では岡山理科大学の先生に大学レベルの専門的な観点から様々な助言をいただきました。また、高梁みらい共創チャレンジにも応募し、助成を受けて研究を進め、研究発表して多くの方々から講評をいただくことができました。この研究を通じて高校生だけでは難しいことも、一歩踏み出し周囲の支援や助言をいただくことで、自分たちが思っている以上のことを達成できると実感しました。次は私たちが一歩を踏み出すことの大切さを後輩たちに伝えていきたいと思います。

 

式の講評では、「目的に対して適切な実験がなされており、実験結果からさらに発展させられている」という評価をいただきました。

発表を行った黒川さんは、次のような感想を語ってくれました。

「今回の発表において、質疑応答により新しい見解をもらうことも多く、有意義な時間でした。また、他の人の発表からも多くのことが得られて、良い刺激を受けることができました。放課後や休日など少ない時間で苦労しながら研究を継続してきましたが、それが報われてうれしかったです。」

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