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たか高の今を伝えます

高教研国語部会秋季大会・研修会_「現代の国語・言語文化」研究授業

11/15(水)本校を会場に令和5年度高教研国語部会秋季大会・研修会が行われました。県下から55名の教職員の方に参加いただき、充実した研修となりました。

3校時には研究授業が行われました。

■「現代の国語」研究授業 普通科1年3組

授業者:前田康平

単元名:身近な製品の取扱説明書を作成する

目標:説明書を相互に評価し、もらった意見を元に改善する。

1人1台端末ChromebookでGoogleドキュメントを利用して、製品の説明書を作成しました。作成したドキュメントファイルは相互アクセス可能で、コメント機能を利用して相互評価。コメントをもとに、考えを深め自分が作成した説明書を改善しました。

ドキュメントのコメント機能を利用することにより、批評する部分を明らかにしてのコメントがしやすくなりました。また、紙媒体よりも修正が容易なため、コメントを受けて改善するという活動へ取り組みやすくなり、粘り強く取り組む姿勢が身につけられました。

 

■「言語文化」研究授業 普通科1年4組

授業者:合田有佑

単元名:漢詩に込められた思いを読み取る

目標:漢詩の魅力を説明することができる。

作者の思いがより伝わるように、『静夜思』を七五調に書き換える活動を行いました。前時に作成した作品をPDF形式でスキャンし、Google Jamboard上で共有します。グループ内で一番心に残った作品を決め、作品作成者の出席番号と理由をフォームに回答。フォームの集計結果をもとに、各グループで高評価の作品を全体で共有しました。各自、相互評価を踏まえて、漢詩の魅力について考え、フォームで振り返りを行いました。

ICTを有効に活用することにより、お互いの考えを視覚的に共有し、課題に対する意見整理を端末上で円滑に進め、主体的・対話的で深い学びを効率的に実現することができました。

授業終了後、研究協議。ノートルダム清心女子大学文学部 伊木洋教授、岡山県教育庁高校教育課 大塚崇史指導主事から、指導助言をいただきました。ありがとうございました。