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タカコウ✕高梁市議会_高梁高校「方谷学」、高校生が地域課題に提言!

11月13日(木)夕刻、高梁市役所5F議会会議室で、高梁高校の探究プロジェクト「方谷ゼミ」の代表班が市議会に対して取り組みの発表と意見交換をする会を初めて開催しました。席についた議員の皆さんの姿に、生徒たちも緊張した面持ち。しかし、その表情の奥には、自分たちの学びを地域へ届けたいという強い意欲が感じられました。

■ 「方谷ゼミ」とは
この日の発表の舞台となった「方谷ゼミ」は、高梁高校のキャリア探究プログラム「方谷学」の一環として、2年次生が1年間かけて取り組む探究プロジェクトです。
学問領域は5分野——人文社会科学、自然科学、生活科学、教育保育、医療福祉
4〜5人で班を組み、自ら問いを立て、その答えを探しながら調査・協働し、試行錯誤を繰り返しながら探究を深めていきます。

■ 市議会に立つ3つの代表グループ
今回、市議会の場で発表を行ったのは、2年次生の中から選ばれた3つの代表班。それぞれが独自の視点で地域課題に向き合い、その学びを地域社会へつなごうとしていました。
・医療福祉ゼミ1班:「障がい者が過ごしやすい環境にするにはどうすればいいのか」
・教育ゼミ4班:「融合する学校のカタチ 〜大規模校のメリットを小規模校に取り入れるには〜」
・人文社会ゼミ6班:「健康ポイントでお小遣いを稼ごう」


■ 熱を帯びた質疑応答と、真剣な意見交換
3グループの発表が終わると、議員からの質疑応答がスタート。生徒たちの研究内容に触発されたように、次々と質問が投げかけられました。生徒たちは、緊張しながらも真剣な眼差しで一つひとつに答えていきます。
そして最後には、市議会と生徒が全員で意見交換。世代を越えて語り合う時間は温かく、互いの思いが自然に交差していく光景はとても印象的でした。

■ 若者の学びが、まちの未来を動かす
今回の取り組みは、学校と議会が協働してつくり上げた“未来への小さな一歩”です。生徒たちの探究は、教室の中だけに留まるものではありません。地域とつながることで、学びは力となり、その力はやがて社会を動かす原動力となります。

高梁市と高梁高校がともに築く「学びと地域の循環」、これからの広がりがとても楽しみです。

一笑邁進〜今日も一歩マイ・ウェイ〜

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