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岡山大学出張講座第2弾_【数学×AI】身近にひそむ「高校数学」のチカラ

7月24日(木)、14:30から大講義室で開催されたのは、岡山大学による出張講座第2弾!
今回はなんと、1〜3年生の希望者を対象に、「数学が世界を動かす!AIと暗号にひそむ高校数学の力」というワクワクするテーマでの講義でした。

講師を務めてくださったのは、岡山大学 環境生命自然科学研究科の池坂和真先生。
AIや暗号技術といった最先端の分野が、実は私たちが高校で学んでいる数学と深く関わっていることを、身近な例を交えてわかりやすく解説してくださいました。

講義概要は次のとおりです。
普段何気なく使っているAIや暗号技術の裏側には、高校で学ぶ数学の考え方がしっかりと根付いていて、実は、ベクトルや微分、重心、さらには2進数までもが、私たちの暮らしの中で活躍しています。
たとえば、動画や音楽アプリが「あなたへのおすすめ」を教えてくれるのは、ベクトルの“内積”という計算を使って「似ているもの」を判断しているから。また、AIが失敗から学習し予測を高めていく仕組みには「微分」が使われています。予測と正解のズレ(誤差)を微分で読み取り、修正を重ねて精度を高めていく。人間の学びととてもよく似ています。そして、情報の安全を守る「暗号化」には、2進数と“バイナリ法”による効率的なべき乗計算が鍵となっています。


教室の外でも輝く数学
「高校数学って、なんの役に立つの?」と思ったことがある人も多いはず。でも実は、社会のあちこちで“本物の知識”として活用され、私たちの暮らしや未来を支えているんです。

今回の講義で、数学がぐっと身近に、そしてカッコよく感じられた人も多かったのではないでしょうか?

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