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たか高の今を伝えます

保健特別授業_高校生と考える「生殖補助医療」―「命の誕生」を支える医療現場のいまを学ぶ

「命の誕生を支える医療」について学びました

6月11日(水)、岡山大学生殖補助医療技術研究センターより田崎秀尚先生をお招きし、本校1年次生を対象にした保健の特別授業を行いました。今回のテーマは「生殖補助医療」。普段の授業ではなかなか触れることの少ない内容でしたが、生徒たちにとっては命の大切さや医療の力を改めて考える、貴重な学びの時間となりました。

授業は田崎先生によるわかりやすい講義に加えて、ところどころにクイズ形式の問題が盛り込まれ、終始和やかな雰囲気の中で進められました。晩婚化や晩産化が進む中、自然な妊娠が難しくなってきている現状や、それに伴い不妊治療を受ける人が増えているという日本社会の課題についても、先生は丁寧に説明してくださいました。

また、日本は世界的に見ても「不妊治療の件数が非常に多い国」でありながら、「性や生殖に関する知識が乏しい」と言われている現状があることにも触れられました。正しい知識を身につけることが、自分自身や周囲の人を守ることにつながるというメッセージは、生徒たちの心にも深く残ったようです。


命の始まりや家族のかたちには、さまざまな背景があることを知ること。
そして、それを支える医療や社会のしくみについて学ぶことは、これからの社会を生きる高校生にとって、とても大切な一歩です。

田崎先生、貴重な学びの機会を本当にありがとうございました。

Grow with Grit!(やり抜く力)= Perseverance(忍耐力)× Passion(情熱)

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