高梁高校Q&A(平成22年度版)

校風について

  Q.高梁高校の生徒の雰囲気はどうですか?
まじめで明るい生徒が多く,先生と生徒の距離も近いのが特徴です。廊下ではいつもさわやかな挨拶や笑顔がとびかっています。

  Q.校舎の雰囲気はどうですか?
校舎は備中松山藩の藩主が住んでいた場所に立っていて,石垣と白壁に囲まれ落ち着いた歴史あるたたずまいが自慢です。映画「バッテリー」のロケ地としても有名になりました。この歴史と伝統を感じさせる学習環境が皆さんを大きく育んでくれることでしょう。

  Q.高梁高校生のモットーは何ですか?
高梁高校スピリッツは「チャレンジ」です。何事もあきらめず自らチャレンジすることで,たくさんの新たな発見があり,自分自身を成長させてくれる力になります。皆さんは,高校生活でどんなことにチャレンジしようと思っていますか。勉強や部活やボランティア活動などいろいろなことに挑戦できるのも高梁のよさです。この高梁スピリッツ「チャレンジ」を在学中はもちろんのこと,卒業してからもずっと忘れずに持ち続けてほしいと思っています。

部活動と学校行事について

  Q.部活動は盛んですか? 練習時間はどれくらいありますか?
もちろん盛んです。生徒のほとんどが部活動に入り,活発に活動をしています。活動時間は18時までです。運動部では,中国大会出場の「ソフトテニス」「バレーボール」や「陸上競技」,全国制覇の実績もある「ソフトボール」をはじめ,「硬式野球」「ゴルフ」「卓球」「バスケットボール」「サッカー」「ダンス」などが活発に活動しています。文化部では,9年連続中国大会出場中の「コーラス」をはじめとし,「吹奏楽」「美術」「書道」「茶道」「演劇」「天文」「英語」「文学」「食物」「ボランティア」「将棋」など大変多彩な部が活動しています。きっと高校生活を充実したものにしてくれると思います。

  Q.硬式野球部ができて5年目と聞きましたが,活動状況はどうですか?
今年度,新入部員19人が入部し,野球部員は現在47人です。部員達は,「全国に誇れる野球部・百年続く野球部」を合い言葉に,文武両道に励んでいます。野球部の練習は,平日は高梁高校の隣の高梁市運動公園で午後6時まで練習しています。休日は県内外の高校との練習試合を中心におこなっています。部活動の実績は,初年度卒業生は夏の県大会ベスト16,2年目今年度の卒業生は秋の県大会ベスト8・春の県大会ベスト16に進出しました。この2年の野球部卒業生は半数が国公立大学に合格するなど,学習面にも一生懸命取り組んでいます。

  Q.修学旅行はどこに行くのですか?
ここ5年は3泊4日で「北海道」と「東京方面」に分かれて行っています。

学校生活について

  Q.学校の設備は充実していますか?エアコンなどはありますか?
普通教室の全室,その他に音楽室などエアコンを完備しています。今年の3月には教室の改修工事も終わり,明るく使い勝手のよい教室になっています。

  Q.通学時間がかなりかかるのですが、寮などはあるのですか?
はいあります。現在は男子寮38名・女子寮26名の生徒が利用しています。寮費も1ヶ月食費(3食)込みで20,000円なので,交通費や通学時間のことを考えると随分助かると思います。

  Q.ホームステイに行けると聞きましたが、どこに行けるのですか?留学生が来るのですか?
南オーストラリア州アデレードにある「ノーウッド・モリアルタ高校」と姉妹校縁組を結び,相互訪問を行っています。今年度は、18名の生徒が8/2〜8/14まで姉妹校を訪問します。また、平成21年度より、それまでの長期交換留学制度にかわって、中期交換留学制度がスタートしました。今年度は、本校から7/19〜9/25にかけて1名の生徒が夏季留学します。姉妹校からは9/25〜12/17の予定で2名の留学生が来ます。

  Q.校則はきびしいですか?
他校と比べて特別に厳しいことはありません。高梁高校生として自覚と誇りが持てるよう指導をしています。生徒のみんなはそのことを自覚してくれているので、厳しい指導が必要なことはほとんどありません。

  Q.バイク通学は可能ですか?
直接学校まで通学することは原則認めていません。最寄りの駅やバス停までのバイク通学は,距離や地理的条件など一定の条件を満たせば認めています。

学習について

  Q.2学期制・単位制について教えてください。
学期は,前期:4月1日〜9月30日,後期:10月1日〜3月31日に分かれています。2学期制により,半期での単位認定が可能になり,3学期制より柔軟な科目選択が可能になります。数学や家庭科で半期の科目が設定されています。
普通科も家政科も,単位制です。本校の単位制では,自分の進路に合わせて,授業を選ぶことができます。また少人数での授業や,習熟度に分かれた授業も可能になっています。普通科では,難関大学や医学部医学科にも対応できる科目選択や教科指導を行っています。家政科では,多彩な専門科目を学ぶことができます。

  Q.大学の授業が受けられると聞きましたが,どんな授業があるのですか?
家政科が中心となりますが,歩いていける距離にある「吉備国際大学」と連携を行っています。今年度は、「レクリエーション実技」の授業を大学で受けています。また大学の先生による講演や講義を高校で受ける機会も多数あります。

  Q.高梁高校普通科は勉強が大変だと聞きましたが,本当ですか?
高校の勉強は,確かに質も量も中学校までとは違います。高校の勉強の中心は授業です。高梁高校では,新入生に「学習方法体験講座」という時間を設けて,予習や復習の仕方をていねいに説明しています。またオープンスクールの模擬授業を体験した人はわかると思いますが,それぞれの教科の先生が「わかりやすい授業」を目指していろいろ工夫をしています。「予習・授業・復習」のサイクルを身に付けることによって,十分学力は伸びていきます。

  Q.部活動との両立はできますか?
ほとんどの先輩が部活動に参加しています。高校時代は,勉強や部活動そして自分の趣味に積極的に取り組むことで大きく成長します。高梁高校の生徒には,さまざまな活動を通して多くの人と出会い,すばらしい体験をし,そして工夫しながら勉強と部活動を両立させてほしいと願っています。

  Q.土曜日は授業があるのですか?
希望者を対象に「サタデースクール」という名前の取り組みを土曜日の午前中に実施しています。年間に11回あります。土曜日に学校を開放して,それぞれの年次生に講座を開いて,基礎の復習,問題演習,発展問題の解説などを行っています。毎年度,約8割の生徒が参加しています。午前中にしっかり勉強して,午後からは元気に部活動に取り組んでいます。

進路について

  Q.普通科ではどのような進路が選べるのですか?
普通科の生徒はほとんどが上級学校への進学希望を持って入学してきます。しかし,上級学校といってもさまざまで,国公私立四年制大学,短期大学や専門学校があります。少数ですが,就職希望もあります。具体的には,この学校案内の進学実績を見てください。高梁高校では,一人ひとりの進路希望に真剣に向き合っています。個人面接などのいろんな場面を通して,「夢探し」から「夢実現」に向けて力強いサポートを心がけています。君も高梁高校で,仲間とともに「大きな夢」を実現しましょう!

  Q.家政科の詳しい説明や卒業後の進路について教えてください。
いのちや生活に関わる多彩な専門科目(食物・被服・保育・福祉・情報 など)を学ぶことができます。各種実習や体験学習,資格取得などを通して,生活を創造していく力,豊かな人間性,優れた実践力を楽しく身につけていくことができます。卒業後の進路は,約9割が進学し,約1割が就職しています。おもな進学先は,ノートルダム清心女子大学,美作大学,川崎医療福祉大学,倉敷市立短期大学,新見公立短期大学,川崎医療短期大学,就実短期大学,中国短期大学,順正短期大学,旭川荘厚生専門学院,西日本調理製菓専門学校,おもな就職先は,山崎製パン,イワミ食品,さくばらホーム,びほく農業協同組合,イーグル工業などです。 

  Q.将来の進路がなかなか決まらないのですが・・・
高梁高校は生徒との進路面談に力を入れています。また、総合的な学習の時間は,進路学習の時間が中心です。職業調べや大学の学部・学科研究もします。インターネットで調べたり,進路学習室の大学案内を見たり,オープンキャンパスへ行ったり,大学の先生の講演を聴いたりとその方法はさまざまです。そうした活動を通して,自分自身にふさわしい進路を考えていけばよいのです。焦ったり,自分一人で思い込んだりしてはいけません。保護者の方や教員,先輩,友人たちとよく相談して視野を広く持つことから始めたらよいでしょう。
 

入学者選抜について

  Q.自己推薦はどのような勉強をすればよいのですか?
適性検査では,毎年表現する能力が問われています。題を決めて200字程度で作文を書く,数学の途中の経過を含めて解答する,英文を読み全体の流れを理解する,などの練習を日頃からすればよいでしょう。自己推薦検査のすべての結果を総合的に判断して,合否を決めています。



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