有 終  第4輯  −高梁高等学校資料総覧−


刊行のことば
有終資料篇第四輯を刊行することになりました。高梁高校は平成七年度には高梁中学校創立百周年、順正女学校創立百十五年、高梁高校発足四十五周年を迎えます。これを機に創立記念特別事業を推進しており、有終資料篇の刊行は、この事業の一つに位置づけられております。これまでに平成二年第一輯「山田方谷と有終館」、平成三年第二輯「順正女学校」、平成四年第三輯「高梁中学校」を刊行してきました。第四輯「高梁高等学校資料総覧」は、これまで未発表であった資料を一括して紹介するものであります。
 この第四輯で、有終資料篇の刊行は一応終了したことになります。こうした資料篇の刊行は学校だけではとうてい無理であり、同窓会の方々のご支援があってこそ成し遂げられるものであります。厚くお礼申し上げます。
 どうかこの有終資料篇が、同窓生はじめ多くの方々に愛読されることを願って止みません。また、遺墨展等の機会に校宝をご覧いただけるとなお有り難いことであります。
 刊行にあたって山陽印刷株式会社をはじめ、各方面から多大のご協力を戴きました。厚くお礼を申し上げます。
    平成七年二月
           岡山県立高梁高等学校長     南    智

第四輯では、阪谷朗廬柚木玉邨をとりあげています。