有 終       第2輯    −順正女学校−


刊行のことば
 有終資料篇第二輯をここに刊行する。第一輯の「山田方谷と有終館」に次いで、今回は本校所蔵の資料の中から、順正女学校に関わるものを選んで紹介する。今年は順正女学校の創立から数えて百十年目に当たり記念すべき上梓となった。
 それにしても、こうした種類の出版は、学校単独では成しがたい。同窓生の深い御理解と御支援なしにはかなわぬことである。第一輯に対しては、幸にも、多くの方々から力強い励ましのおことばをお寄せいただいた。この事業の完成を願う私どもにとっては、何よりのお力添えであり、無上の喜びである。心から感謝申し上げたい。
 今回も、山陽印刷株式会社をはじめ各方面から多大の御協力をいただいた。はばかり多いことであるが、この有終資料篇の前途の幸運を祈ると共に、改めて読者の皆様の御高庇と御叱撻とを謹んでお願いする。
  平成三年四月
   岡山県立高梁高等学校長   戸 村  彰 孝

第2輯では、福西志計子校旗をとりあげています。